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次世代へ引き継ぐ力、野菜と一緒に、育ってます。~伊予市の若き生産者がつくるレタス~

自分との約束、「農業で食べていく。」

今回は、伊予市のフレッシュな生産者「仲神農園」の仲神正樹さんのご紹介です。

現在27歳の仲神さんが農業を始めたのは20歳の時でした。
早期退職し、祖父母の後を継いだ父の背中を見て、「自分も地元へ恩返しがしたい。」と思うようになりました。
そうして「農業で食べていく」ことを決意した仲神さんは農業大学校へ進学。卒業後に両親が経営する農園で、農業の道に入りました。

「畑仕事は泥臭いだけじゃない。」レタスを作りながら考えること。

仲神農園ではレタス、ナス、ソラマメ、米の複合経営をしており、今の時期旬なのはレタス!
地元の養鶏場から鶏糞を取り寄せ、土作りに力をいれています。しっかりした土を作る事で、減農薬栽培をおこなっています。トンネル栽培で育ったレタスは食感がよくシャキシャキ。いよっこらでも人気のレタスで、4月の半ば頃まで収穫されます。それが終わると5月からはソラマメの出荷と、休む暇なく野菜作りに励んでいます。

「この辺ではレタス、ナス、ソラマメが多く栽培されているので、それをいつか伊予市の名産にすることが僕の夢です。」
そう話す仲神さんが目指すのは『強い農業』。
生まれ育ったこの土地で“農業”の“会社”を起ち上げ、多くの人を雇用できる、次世代の農業を目指しています。

「会社にすることで農業の質を高め、できることも広がる。」そう話す仲神さんからは、農園を引き継いだ決意が伝わってきました。
もちろん、その考えにたどり着くまでには、学校の授業と仕事としての農業との狭間で悩んだこともあったのだとか。
仲神さんのような活気のある後継者を増やすことも今後の農家の課題になっています。

野菜と一緒にのびのびと!

「のびのびと仕事をするのが自分には合っていますから。笑」
熱い想いを抱きながらも、自分に合った環境で楽しんで仕事をしている仲神さん。今後の活躍に期待したいです。

その他の野菜

ソラマメの苗

5月からはソラマメの収穫が始まります。
今はまだこんなに小さい苗ですが、これから育って、美味しいソラマメになることに期待です!

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