伊予郡松前町に花苗・苗を中心に栽培を行っている栗原さんの温室があります。
450坪にも及ぶ栗原さんの温室はこの時期、一方のではビオラを、もう一方ではシクラメンと、栽培方法の異なる2つの花を育てられています。
今の時期、特にピークを迎えているのは、冬の寒さにも強く花壇やベランダを華やかに彩ってくれるビオラです。
栗原さんが丹精込めて育てるビオラは、なんと約4万本。ガーデニングを趣味とされる方や初心者の方にも育てやすいのが特徴で、黄色や赤、紫など、色とりどりで丈夫なビオラが寒い冬の間中、楽しい気持ちにさせてくれます。
そしてこれからが時期となるシクラメンは、大きい苗、小さい苗を合わせて約8000本が栽培されています。シクラメンは株が大きく、葉数が多いほど良いとされてます。栗原さんは「これからの出荷ピーク時期に向けて、元気で丈夫なシクラメンを育てているんです。」と、咲き終わった花を丁寧に摘みながら語ってくれました。
他にも、夏にはカリブラコアや日々草、春にはペチニアなど多種多様な花々を栽培。シクラメン、ビオラもいよっこらをメインに出荷されています。
また栗原さんは「エコファーマー」を認定されており、化学肥料や農薬を減らした栽培方法で、お客様の方にも、花にも環境にも優しい栽培を目指しています。
園芸での「エコファーマー」の認定は珍しく、栗原さんのお客様に対する思いやりが、育てられた花に込められています。