食欲の秋を代表する食べ物と言えば、栗。中山町は日本を代表する栗の産地の一つです。
今回はその「中山栗」を求め、「クラフトの里」から車で数分の場所にある、井上みどりさんの栗農園へ行ってきました。
県内でも山間地にある中山町は、昼夜の温度差が非常に大きく、また肥沃な土壌に覆われています。そのため、地質的にも気候的にも栗の栽培に適した土地として、古くから上質な栗を作ってきました。
この中山栗は、大粒で食べると上品な甘みを感じる品質から、「ブランド栗」として全国的に高い人気を誇っています。
特に地力の高い土地になるほど甘みが増し、ブランド栗としての価値も高くなります。
「手作業での収穫は毎年大変ですが、美味しく食べてもらえるように。」
実が大きく実り下に落ちた栗、イガの中から顔を覗かせ今にも落ちそうな栗…。中山町一帯、実りがピークとなる今の時期、井上さんもこの栗たちを、一つ一つ収穫していきます。
「大きさ、味とともに日本一の中山栗を、若い人たちにもっと食べて欲しい。」
栗を食べる習慣が減っている若い世代へ、栗の美味しさをもっと伝えたいと語る井上さん。お申し込みがあれば、栗拾い体験も行われているそうです。
この秋、栗ごはんや栗きんとん、モンブランなど、「栗」を使った料理に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
がっつり栗の味がする中山栗を中心とした『栗のソフトクリーム』は、いよっこらでしか食べられません。
ぜひお召しあがりください。