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昔ながらの製法で、日本一の小梅を今に伝える。~竹内さんたちが力を注ぐ砥部町の梅~

砥部町名産。“青いダイヤ”の小梅。

砥部町の特産品「七折小梅」。果肉が多く香りが良いその品質の高さから『青いダイヤ』と呼ばれるほどの日本一の小梅として全国で知られています。七折小梅の歴史は古く、100年以上前に砥部町の七折地区で作られたのが始まりとなりました。
今回ご紹介する『ななおれ小梅組合』の竹内さんは、「発祥の地である砥部町の七折小梅をもっとたくさんの人々へ。」と、小梅を使った梅干しやシロップなどの商品の開発に力を注いでいます。

梅と言えばやっぱり「梅干し」。

梅の収穫は6月がピーク。組合では、減農薬栽培に取り組んでいる「健康に良いと言われる梅だから、農薬も少なくないと!」と竹内さん。収穫した梅は、梅干しやシロップなどにするための行程をおこなっていきます。

収穫した梅を水洗い・選別し、長崎県の五島灘の海塩であら漬けに。その後、日干しと夜干しを3日間繰り返す「三日三晩の土用干し」を行います。最後にシソと一緒に漬け、柔らかくたっぷりの果肉の「梅干し」が出来上がります。
竹内さんは「はちみつなどは入れず、塩のみで漬ける。昔ながらの梅干文化を守る事が私たちの使命」と、熱い想いを語ってくれました。梅干しが持つクエン酸を最大限に生かすには、昔ながらの製法が鍵となるのだそうです。

こうして出来た梅干しは、梅の品質の良さと、こだわった塩で、あとに引かない酸っぱさをつくりだしています。

やさしい味が体に染みわたるひんやり「梅シロップ」。

また、七折小梅を使った加工商品も多数販売しており、中でも七折小梅を砂糖に漬けた「梅シロップ」は人気の商品です。水やソーダなどで薄めて飲んだり、焼酎やカクテルなどのお酒に混ぜても相性バツグンの、さっぱり上品な味わいの梅シロップです。「砂糖と小梅だけでつくられているので、お子様から年配の方まで安心して召し上がれますよ。」と竹内さん、添加物を一切使わず、無着色で仕上げているのもこの商品の魅力です。

また、この梅シロップをつかって「ななおれ小梅ゼリー」を作りました。クエン酸が豊富なこのゼリーは、熱い今の時期にぴったりのおやつ。ひんやりとした風味で、疲れた体が元気になります。
いよっこらでもこのシロップをバニラと混ぜた「七折小梅のソフトクリーム」を販売しています。いよっこらでしか食べられない、珍しい商品となっていますので、ぜひお召し上がりください。

昔ながらの製法にこだわり、美味しい梅干しを今に伝える竹内さんの所属する『ななおれ梅組合』。砥部町の特産品としての名をこれからも守って欲しいと感じました。

いよっこらで販売中

七折小梅のソフトクリーム

暑い夏にさっぱり美味しい、『七折小梅のソフトクリーム』は、いよっこらでしか食べられません。ぜひお召しあがりください。

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