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この道一筋十年。良質なイチゴを目指して。~水口さんがつくる「あまおとめ」~

今の時期、収穫がピーク。

伊予市の水口俊三さんが経営する「水口いちご園」では、県内産いちご「あまおとめ」が収穫のピークを迎えています。
水口さんは味の良いイチゴを丹念につくり続け、この道10年の職人です。常に24℃に設定された広大な温室で育てる苗は1万本以上。消費者の為を考え、農薬をなるべく使わない安全なイチゴ作りを心がけ、毎年多くの出荷を行っています。

県内で開発された「あまおとめ」を栽培。

「あまおとめ」は大きい果肉が特徴の愛媛県内で開発された品種です。
その味は、通常のイチゴに比べ高糖度。食べた瞬間に甘みと香が広がり、水々しく食感の良い果肉が美味しさを引き立てます。もちろん、粒の大きさも一級品です。

また、水口さんのイチゴ作りは、ほとんど農薬を使っていません。天敵を使ってダニを防除させ、お客様の安全を考えたイチゴ作りに主眼をおいています。

栽培が難しいと言われるイチゴ作り。環境次第で、味がまったく変わってしまいます。水口さん自身も「子どもより手がかかる」と話し、イチゴの葉の様子を見る事でイチゴの状態を読み取っていきます。美味しいイチゴ作りの為に気が抜けません。「愛媛で生まれたイチゴ」ということもあり、「あまおとめ」への愛着の強さも伺えます。

更に良質なイチゴ作りを目指して。

「美味しいイチゴを作るには、まだまだ勉強が必要」と語る水口さん。現状に満足せず、他農家とも交流を広げ自らの知識を更に広げられています。
水口いちご園のあまおとめは、6月頃までいよっこらでも販売。年を追うごとに美味しさがアップしている水口さんのイチゴをぜひご賞味ください。

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